バイナリーオプションの順張りと逆張り|相場別の使い分け完全ガイド

バイナリーオプションの順張りと逆張りを、相場環境・時間帯・判定時間で使い分ける方法を早見表と手順で解説。初心者がその場で戦略を選べるようになります。
順張りと逆張り、結局どちらを使えばいいのか分からない。バイナリーオプションを始めたばかりの人が最初につまずくのがこの疑問です。結論から言えば、どちらが正解かは決まっていません。今の相場がトレンドかレンジか、どの時間帯か、判定時間をどれだけ取れるかで、使うべき手法は自動的に決まります。この記事では、その場で順張りか逆張りかを選べるようになる判断の手順を、早見表とあわせて整理します。
順張りと逆張りの基本的な違い

順張りと逆張りは、相場のどの動きに乗るかが正反対の手法です。
順張りの考え方
順張りは、今出ている流れと同じ方向にエントリーする手法です。価格が上昇トレンドにあるなら「上」、下降トレンドにあるなら「下」を選びます。トレンドが続く力にそのまま乗る手法なので、値動きの向きさえ読めればエントリーの方向で迷いにくく、初心者が最初に覚えるのに向いています。
逆張りの考え方
逆張りは、行き過ぎた値動きが反転するタイミングを狙う手法です。価格が上がりすぎたところで「下」、下がりすぎたところで「上」を選びます。エントリーできる機会が多い反面、「そろそろ反発する」というタイミングの見極めが必要で、順張りより一歩進んだ判断が求められます。
相場はレンジの方が長いという前提
相場はいつもトレンドが出ているわけではありません。実際には、価格が一定の値幅を上下に往復するレンジ相場の時間の方が、はっきりとしたトレンドが出ている時間よりも長いのが実情です。
だからこそ、順張りだけ、あるいは逆張りだけを覚えても取引チャンスは限られます。レンジでは逆張り、トレンドでは順張りと、相場に合わせて両方を使い分けられて初めて、取引チャンスは安定して増えていきます。
相場環境と時間帯で決まる使い分けの早見表
順張りと逆張りの使い分けは、感覚ではなく条件で判断できます。相場環境・時間帯・判定時間・見るべきインジケーターを一枚にまとめると、次のように整理できます。
相場環境 | 出やすい時間帯(日本時間) | 向いている戦略 | 判定時間の目安 | 主に見るインジケーター |
|---|---|---|---|---|
レンジ(値幅が上下に収まる) | 東京時間 8〜17時ごろ(仲値9:55前後の一時的な動きに注意) | 逆張り(上限で下、下限で上を狙う) | 短め(1〜5分目安) | ボリンジャーバンド、RSI、サポート・レジスタンスライン |
トレンド(高値・安値を切り上げ/切り下げ) | ロンドン〜NY時間 21〜翌2時ごろが最も活発 | 順張り(流れと同じ方向) | やや長め(10分以降目安) | 移動平均線、MACD、ダウ理論での高値・安値 |
転換の入り口(レンジからブレイク) | 時間帯を問わず、指標発表・要人発言の前後 | 見送り、または放れた方向に順張り | 状況次第 | ラインのブレイク、ローソク足の勢い |
この表は、多くの解説記事がバラバラに扱う「相場環境」「時間帯」「判定時間」を一度に見比べられるようになっています。特に判定時間は、バイナリーオプション特有の「では何分でエントリーすればいいのか」という悩みを解消できます。ただし時間帯と相場環境の対応はあくまで傾向であり、例外もあります。最初の目安として使ってください。
レンジ相場で逆張りが機能しやすい理由と時間帯
レンジ相場では、価格が一定の上限と下限の間を往復します。上限に近づけば下がりやすく、下限に近づけば上がりやすいため、反転を狙う逆張りとかみ合います。日本時間の午前から夕方にあたる東京時間は値動きが比較的小さく、レンジになりやすい時間帯です。ただし9時55分の仲値公表の前後は一時的に動きが出ることがあるため、その直前直後は様子を見るのが無難です。
トレンド相場で順張りが機能しやすい理由と時間帯
トレンド相場では、高値と安値が一方向に切り上がる、あるいは切り下がり続けます。流れが続く力を使える順張りが有利です。ロンドン市場が開く夕方以降、特にニューヨーク市場と重なる21時から翌2時ごろは1日で最も取引が活発になり、トレンドが出やすくなります。夜に取引するなら順張りを中心に考えると相場と噛み合います。
エントリー前に確認する3つのこと
早見表を頭に入れたら、実際のエントリー前に次の3つを順番に確認するだけで、今使うべき手法が決まります。
確認1 トレンドかレンジかを見る
まずチャートで、価格が高値・安値を切り上げ(切り下げ)続けているか、それとも一定の値幅を往復しているかを見ます。方向感があれば順張り側、往復していれば逆張り側が基本の候補になります。
確認2 今の時間帯を見る
次に時間帯を確認します。東京時間ならレンジ寄りで逆張りが機能しやすく、ロンドン〜NY時間ならトレンドが出やすく順張りが機能しやすい傾向があります。確認1の判断と時間帯の傾向が一致すれば、その手法の信頼度は高まります。
確認3 判定時間をどれだけ取るか決める
最後に判定時間を決めます。反発を狙う逆張りは反転が長く続きにくいため短めが合いやすく、流れに乗る順張りは少し長めを取ると流れを取りやすくなります。Bi-Winningでは判定時間を1〜5分は1分刻み、10分以降は5分刻みで選べます(6〜9分の設定はありません)。毎日23時に判定する23時間取引もあり、戦略に合わせて調整しやすい環境です。たとえば東京時間14時ごろにレンジの上限へ価格が近づき、RSIが70を超えていれば、判定時間を短めに取って逆張り(下)を検討する場面です。
レンジからブレイクしたら逆張りをやめる
逆張りを狙っているときに最も注意したいのが、レンジの上限や下限を勢いよく抜ける「ブレイク」です。抜けた瞬間は新しいトレンドの始まりであることが多く、逆張りが一番外れやすい場面になります。上限・下限を勢いのあるローソク足で抜けたら、逆張りは即座にやめてください。抜けた方向にあらためて順張りで乗るか、判断に迷うなら見送るのが安全です。指標発表や要人発言の前後はブレイクが起きやすいため、その時間帯は特に慎重に見るようにしましょう。
順張り・逆張りそれぞれで使うインジケーター
手法が決まったら、それを補助するインジケーターを合わせます。目的が違うので、見るべき指標も分かれます。
順張りでは、移動平均線とMACDが基本です。移動平均線は価格の平均的な向きを示し、線が上向きなら上昇、下向きなら下降と流れを判断できます。高値・安値の切り上げ/切り下げで流れをとらえるこの見方は、早見表に挙げたダウ理論とも重なります。短期線が長期線を下から上に抜けるゴールデンクロスは上昇の合図、上から下に抜けるデッドクロスは下降の合図で、順張りエントリーの分かりやすいきっかけになります。MACDは流れの勢いと転換を確認する補助として使います。
逆張りでは、ボリンジャーバンドとRSIが定番です。ボリンジャーバンドは価格の変動幅を帯で示し、価格が帯の上端や下端に達したときが反発を狙う目安になります。RSIは買われすぎ・売られすぎを数値で示し、一般に70以上で買われすぎ、30以下で売られすぎと判断します。サポートライン・レジスタンスラインと組み合わせると、反発の根拠がより明確になります。
RSIの使い方はこちらの記事をチェック!
順張り・逆張りで負けやすい場面と対処
どちらの手法にも、外しやすい典型的な場面があります。あらかじめ知っておくと回避できます。
順張りで負けやすいのは、トレンド終盤への飛びつきです。すでに大きく動いたあとに慌てて同じ方向へ乗ると、ちょうど勢いが尽きて反転する場面に当たりやすくなります。対処は、流れが始まった早い段階で乗ること、そして押し目(上昇中の一時的な下げ)や戻り目(下降中の一時的な戻り)を待ってからエントリーすることです。
逆張りで負けやすいのは、前述のブレイクへの逆行です。レンジだと思い込んで反発を狙ったところに、価格が帯やラインを抜けて走り出す場面が典型です。対処方法は、勢いよく抜けたら逆張りをやめること、そして指標発表の前後は取引をしないこと。
よくある質問
Q1. 順張りと逆張り、初心者はどちらから始めるべきですか?
まずは順張りをおすすめします。トレンドが出ている方向にそのまま乗るだけなので、値動きの向きを読む練習として分かりやすいためです。逆張りは反発のタイミングを見極める必要があるため、順張りに慣れてから取り組むとつまずきにくくなります。
Q2. レンジだと思って逆張りしたのに、抜けて負けました。どう防げばいいですか?
レンジの上限・下限を勢いのあるローソク足で抜けたら、逆張りは中止してください。抜けた瞬間は新しいトレンドの始まりであることが多く、逆張りが最も外れやすい場面です。指標発表や要人発言の直前直後はブレイクが起きやすいので、その時間帯はエントリーを控えるのも有効です。
Q3. 判定時間は順張りと逆張りでどう変えればいいですか?
逆張りは反発が長続きしにくいため、短めの判定時間が合いやすくなります。順張りは流れに乗るぶん、逆張りより少し長めを取ると流れを取りやすくなります。Bi-Winningは判定時間を細かく選べるので、戦略に合わせて調整してください。
Q4. 1日の中で順張りと逆張りを切り替えてもいいですか?
問題ありません。むしろ理想的です。日本時間の午前から夕方はレンジ寄りで逆張り、夜のロンドン〜NY時間はトレンド寄りで順張りと、時間帯で使い分ける考え方が実際の値動きに合っています。
Q5. 順張りのサインと逆張りのサインが逆に出たときはどうすればいいですか?
今の相場環境に合うほうを優先します。トレンドがはっきり出ているなら順張りのサインを、明確なレンジなら逆張りのサインを採用してください。判断が割れて自信が持てないときは、無理にエントリーせず見送るのが賢明です。
まとめ
順張りと逆張りに優劣はありません。トレンドが出ていれば順張り、レンジなら逆張り、そして相場環境と時間帯を照らし合わせて手法を決め、判定時間を合わせる。この手順を身につければ、迷わずにエントリーできるようになります。
とはいえ、実際の取引では冷静に考えることができなくなるかもしれません。まずはリスクのないデモ取引で、順張りから試し、慣れてきたら逆張りへと段階的に練習するのがおすすめです。Bi-Winningのデモ取引なら、判定時間を細かく変えながら、この記事の3つの確認をそのまま試せます。今日の相場が順張り向きか逆張り向きか、実際のチャートで確かめてみてください。
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